ゆりぐみの秋さがしは下池。まだ飛び立っていない白鳥が池にいるので「いた!!!」と興奮気味に声を出す友だちもいました。白い羽も落ちているので「あ、これって…」とじっと眺めている姿もありました。

ネイチャーゲームカードに『鳥の鳴き声』があり、「鳴き声、聞こえる。ブゥイブゥイ」と真似をしたのから始まり、聞く場所によって鳴き声の大きさが違うからか「さっきよりでっかい声」と耳を澄ませたりしていました。その他にも「赤い実が見つからないんだよ」という友だちがいると「あ!!あそこ見てごらん」「見える？」と教え合う姿が多くみられました。

お家の方も協力して下さり、みんなで完成させたネイチャーゲームでしたね。天気も良く最後まで歩けたことがこれからの自信に繋がりそうです。

羽黒山でさくらぐみ(年長)親子での秋さがし。毎年恒例のようになっているので、さくらぐみの友だちは「いつ行くんだっけ？」と心待ちにしていた様子。

山登りよりお弁当の会話がはずんだり、「坂、何個あるんだっけ？」「もう着いた??」といつもの散歩通りと考えている姿もありました。その気持ち通り、「虫、発見」「可愛い葉っぱ」等の声が聞こえると頭をくっつけ合う姿が見られました。いつもと変わらない友だちとの関りが見てもらえたなと思っています。

二の坂を見た時の「ほぇ〜〜」「ここ、登るんだ」の声はお家の人の方が大きかったかもしれませんね。それでも行きかう方々に挨拶をしながら登ることが出来て貴重な体験でした。

みんなの歩き方を確認しながら少し遅くなってきた友だちがいると待ちながら登っていくと、ようやく見えてきた赤い鳥居。「見えた〜」「あそこがゴール??」と声が明るくなっていきました。挑戦してきた山登りを最後は勢いで乗り切ろうとする子どもたちの姿に頼もしさも感じました。

登頂してから、担任から見付けたものや見えたものの話をしたり登頂証を一人ずつがもらったりした後にお参りまですると更に達成感に満たされた表情になっていました。

やはり、大好きなお家の方がすぐ近くで励ましてくれて登頂を喜んでくれたことがあの表情になったと感じています。これからも出来たことだけに目を向けるのではなく、そのプロセスを大切にして子育てを楽しんでいきましょうね。